ハウステンボス再生はスゴイです!























代々木で起業支援する会計事務所、start-with/スタートウィズの荻島です。

写真は長﨑県にありますハウステンボス(略してHTB)の夜の風景です。
施設内を流れている運河が夜には水中もライトアップされ、とても綺麗で感動的でした。



さて、たまたま仕事(?)で長崎のハウステンボスに行くことになり、そこで現在ハウステンボスの社長である澤田秀雄さんのお話を聞くことが出来ました。

澤田さんと言えば、かつては「ベンチャー三銃士」とも言われた人で「H・I・S」の創業者でもあります。

ちなみに私の母は、「エイチ・アイ・エス」のことを「ヒス」と真面目に間違っております。



起業の雄として活躍された後には、いわゆる再生案件が次々と舞い込んできたようで、このハウステンボスの案件もその中の一つだそうです。

ご本人も「再生は無理」と思っていて2回目までは断っていたそうですが、三度頼まれると断り切れない性格らしく遂には引き受けたとのことですが、その再生劇については様々取り上げられていますのでご存知の方も多いでしょう。

起業し新たにスタッフを迎えるようになったときに、とても役に立つ内容だと思ったのでご紹介します。


ハウステンボスは18年間連続赤字で10年以上ボーナスも出せていない状態でした。
再生を引き受けたときに社員を一同に集めて次のようなことを話されたそうです。



1、ハウステンボスは”何のために”存在するのか。社員の皆さんがしているのはどういう仕事なのか。

→来園してくれた人が笑顔で喜んでくれる、地域に雇用も生み出す素晴らしい仕事なんです。


2、3~4年かけて黒字化しましょう。

→1年では難しいと思っていたが、社員にきちんと目標を示したいと思った。


3、社員のみなさんは次のことを実行してください

①朝10分で良いので掃除をしてください。

→発展している会社・店は必ずキレイです。

②明るく元気に仕事をしましょう。

→悪い時ほど明るく元気にふるまいましょう。お客様は暗い雰囲気のところにきても嬉しくありません。

③経費を2割減らせるアイデアを出してください。

→どうしてもアイデアが出せない人は、園内の移動を早歩きで行い2割短縮してみてください。


澤田さんはこのとき、難しい戦略用語などは一切使わずに話そうとされたそうです。
難しい話をしても伝わらなければ意味が無い、行動してもらえなければ意味が無い、ということだと思います。

この話はどんな企業にだって当てはまると思いませんか?

まずは朝の明るい挨拶から始めてみたいですね!


hp:http://start-with.co.jp













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